こころの健康と支援の在り方を探求する
精神看護学領域は、こころの健康を志向する精神保健(mental health)と、精神障がいを持つ人の看護(psychiatric nursing)の2つの柱が存在します。
世間一般に偏ったイメージ形成がなされやすい精神看護ですが、実際に取り扱うことは決して特殊なものではなく身近なことです。例えば、こころの健康を考えたとき、私たちはいつも心穏やかに明るく日々を過ごせているわけではありません。仕事や学業がうまくいかなかったり、人間関係に傷つくことは誰にでもあることです。しかし、同じエピソードでも、その影響は個人個人で大きく異なり、影響が長く続くと日常生活への適応が難しくなったりします。このようなことから、こころの健康をいかに促進していくかということはQOLの向上にとって欠かすことのできないことです。精神看護学領域は、こころの健康をいかに促進していくか、精神障がいを持ったとしても地域の中で生きがいをもって生活していけるためのより良い支援として何ができるのかを探究します。