Faculty of Nursing Department of Nursing

Greetingご挨拶

看護学部看護学科 学部長五十里 明

心身両面からトータルケアできる
専門的知識と技能を有する看護師を育成

 名古屋学芸大学看護学部看護学科は、2018年4月に独立行政法人国立病院機構名古屋医療センター敷地内の名城前医療キャンパスにおいて、定員100名で開設いたしました。

 本学は、「人間教育と実学」を建学の精神に、人と心をテーマに「知と美と健康を創造する」という教育目的を掲げています。看護学部看護学科は、本学のこれらの理念を踏まえ、医療現場のニーズに応えるべく「看護実践力と看護創造力を兼ね備え、あらゆる看護の場面で豊かな看護の心と人間性、高い倫理観、人権尊重の立場から法令を順守し、看護専門職者として科学的根拠と合理的判断に基づき、心身両面からトータルケアできる専門的知識と技術を有する看護師」の育成を目的としております。

 これからも学生本位の視点を踏まえて、急性期医療の中心的役割を果たす名古屋医療センターを同一敷地内に有して連携を進め、都心部にあるキャンパスの利便性を十分に活かし、看護学部教職員一丸となって学部運営と教育の充実に努力してまいりたいと考えております。

 また、2022年度に看護師養成に向けた指定規則が改正されました。これを受けて、2022年度から新たなカリキュラムが開始されています。主な改正点は、①臨床判断能力の強化、②基礎看護学領域及び地域・在宅看護学領域の充実・強化、③ICT教育の充実・強化等であり、これら新たなカリキュラムにしっかり取り組むとともに、引き続き、教学マネジメントに力を注いでまいります。

名古屋学芸大学看護学部看護学科
学部長 五十里 明

看護学部看護学科 学科長林 智子

看護の未来を拓く看護師教育
未来志向の看護師の養成

 名古屋学芸大学看護学部看護学科は、国立病院機構名古屋医療センター敷地内に「名城前医療キャンパス」として開設されました。栄や名古屋駅からの利便性が高い都心型キャンパスであり、それに加えて名古屋城や名城公園を臨む癒しの空間も備えています。

 看護学科では、名古屋学芸大学の「人間教育と実学」という建学の精神と国立病院機構での看護教育の伝統を融合させ、4年間の看護師教育に特化した新しい大学教育を行っています。この背景には、現代医療の高度化・複雑化、多職種でのチーム体制による医療の提供により、看護職にさらに高いレベルの知識・技術に基づいた的確な判断と主体的な行動が求められるようになっていることが挙げられます。そのため、看護職の礎となる「看護師教育」の充実が叫ばれており、本学科では医療現場と一体となり、最先端の医療からセーフティネット系医療(=民間ではアプローチが困難な分野も広く支えている最後の砦としての医療)まで幅広い医療・福祉・保健に対応できる教育環境を提供しています。そして、変化する社会に対応できる「未来志向の看護師」を育てています。

 また本学科では、学生たちの学習面や生活面をサポートするためにクラスアドバイザー制をとり、一人ひとりの学生に対し、きめ細やかな支援をしています。そして、就職支援には特別に力を入れています。看護職は就職に困らないことが売りの職種ですが、学生自身がやりたい看護や将来なりたい看護師像に合わせ、将来のキャリアを考えて就職先を選ぶことは学生だけでは難しいこともあります。学生支援室には、看護職のキャリアを積んだ諸先輩がおり、個別に相談することで就職先への的確なアドバイスがもらえることが学生の強みとなっています。さらに、看護職としてのキャリアの選択肢の一つとして別科助産学専攻が設置されており、助産師への道も準備されています。

 このように本看護学科は、古き良き伝統と時代に求められる看護を融合し、「人間教育と実学」の新しい伝統をつくりあげています。

名古屋学芸大学看護学部看護学科
学科長 林 智子

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