大学院概要

看護学研究科長挨拶

研究科長の写真
名古屋学芸大学 大学院看護学研究科長看護学部 母性・助産看護学教授長野県看護大学名誉教授 名古屋学芸大学 看護学研究科長 清水 嘉子教授

専門性をさらに高め、
自らの看護を見つめ探求する力を養う

 保健・医療・福祉の現場で看護職に求められているのは高い専門性です。そして自らの課題に気づき、改めてその課題に向き合い探求する力にほかなりません。  そうした中で、「大学院看護学研究科」は、看護学部で学ぶ学生たちの進路の一つであると同時に、現在、看護職として働いている方々が看護管理職としてのキャリアップ、後輩の指導にあたるためのさらなる成長を目指す場であると考えています。  そこで「大学院看護学研究科」は、『研究能力』『教育能力』『看護実践能力』を養うことを目指してディプロマ・ポリシーを掲げました。そしてカリキュラムの編成にあたっては、3つの能力を高めるために教育課程を編成しました。大学院の開設に向け取り組んできた中で、大切にしていることの一つは教員の教育研究力と教育に対する情熱です。熱意のある教員と出会うことは、皆様に多くの刺激を与えてくれることでしょう。  本研究科では、看護の現象を多角的な視点で捉え、高い倫理観とともに、高度な教育・研究能力や看護実践能力のもと、さまざまな課題を研究することにより看護学の発展と看護の質向上に貢献できる看護専門職を育成します。

研究科概要

名称・課程
看護学研究科 看護学専攻 修士課程
コース
研究コース、保健師養成コース
取得学位
修士(看護学)
修業年限
2年間(研究コースは、長期履修制度あり)
開設年月
2023年4月
学生定員
研究コース:入学定員6人/収容定員12人
保健師養成コース:入学定員4人/収容定員8人
キャンパス
名古屋学芸大学 新栄キャンパス

※保健師養成コースは、2025年4月1日開設予定。
これに伴い、従来の教育課程は、2025年度以降は研究コースとして区分します。

※保健師養成コースを修了した場合には、保健師国家試験受験資格が得られます。

高い専門性を持つ担当教員(2024年度)

… 出願に関する事前相談対応教員

出願に関する事前相談とは

発達看護学領域

母性・助産看護学

教授清水嘉子

教員情報

研究テーマ

小児看護学

教授金城やす子

教員情報

研究テーマ

  • 小児在宅看護に関する研究
  • 医療保育に関する研究
  • 保育園看護職のサポートシステムに関する研究

成人・老年看護学

教授安藤純子

教員情報

研究テーマ

  • 高齢者の転倒に関するリスク要因と予防に関する研究
  • 摂食・嚥下障害に関するケア
  • 在宅高齢者の運動介入による効果に関する研究
  • 終末期の在宅ケアに関する研究

教授穴井美恵

教員情報

研究テーマ

  • 高齢者の咀嚼に関する研究
  • 介護予防に関する研究
  • 認知症予防に関する研究

広域看護学領域

精神看護学

教授岩瀬信夫

教員情報

研究テーマ

  • 精神的健康と支援に関する研究
  • 心の病理性と対処に関する研究
  • もう一方の当事者としての家族と支援に関する研究

教授永井邦芳

教員情報

研究テーマ

  • 客観的精神機能指標の臨床活用
  • 精神障害当事者及びその家族の地域生活支援に関する研究
  • 精神臨地場面におけるティーチャブルモーメントの明確化

地域・在宅看護学

教授佐久間清美

教員情報

研究テーマ

  • 保健師の教育に関する研究
  • 保健師の実践能力に関する研究
  • 地域の健康づくりに関する研究

教授藤丸郁代

教員情報

研究テーマ

  • 地域住民の健康増進に関する研究
  • 地域保健活動と社会資源に関する研究
  • 大学生の健康づくりに関する研究

教授西出りつ子

教員情報

研究テーマ

  • 公衆衛生看護学に関する研究
  • 在宅看護学に関する研究
  • 地域連携に関する研究

発展看護学領域

災害看護学

教授臼井千津

教員情報

研究テーマ

  • 災害発生直後から中、長期における看護の研究
  • 被災地域の「避難所」に関する看護
  • 大洪水災害に関して看護系大学の果たす役割 ―地域連携モデルの開発―

看護管理学

教授白鳥さつき

教員情報

研究テーマ

  • 看護師の労働安全に関する研究(職業被ばく、抗がん薬曝露、ハラスメントなど)
  • 臨床倫理に関する研究感情労働に関する研究
  • 臨床看護実践能力に関する研究、リフレクションなど

教育看護学

教授平賀元美

教員情報

研究テーマ

  • 看護技術習得や実習における自己調整学習に関する研究
  • 学習者のストレス対処力、ソーシャルサポートに関する研究
  • 看護学の教育方法、教育評価に関する研究

その他関連分野

教授青山温子

教員情報

研究テーマ

  • 生活習慣病のリスク要因と予防対策に関する研究
  • ジェンダーと健康に関する研究
  • 開発途上国と日本の地域保健および保健政策に関する比較研究

教授五十里明

教員情報

研究テーマ

  • 地域包括ケアの構築に関する研究
  • 特定健康診査・特定保健指導に関する研究
  • 健康危機管理に関する研究

教授石井健一朗

教員情報

研究テーマ

  • がん薬物療法における既存医薬品の適応外使用に関する研究(ドラッグ・リポジショニング)
  • 前立腺がん個別化ホルモン療法の開発に関する研究(がん微小環境、細胞間相互作用)

3つのポリシーと
養成する人材像
(2023・2024年度入学生対象)

本研究科では、看護の現象を多角的な視点で捉え、高い倫理観とともに、高度な教育・研究能力や看護実践能力のもと、さまざまな課題を研究することにより看護学の発展と看護の質向上に貢献できる看護専門職を育成します。

2025年度以降:研究コース入学生対象

ディプロマ・ポリシー

研究能力

看護研究の理論的基盤と方法論を身につけるとともに、看護の現象を多角的な視点で捉え、様々な課題解決や看護実践のための研究を行うことで看護学の発展に貢献できる能力を有する。

教育能力

科学的かつ体系的な幅広い視点から看護教育を捉え、看護を学ぶ対象への指導力を高め看護教育の質の向上に貢献できる能力を有する。

看護実践能力

専門分野の課題に対し、高度な専門的知識と科学的根拠に基づき、高い倫理観とともに多職種との連携や協働を通じて課題解決にかかわり看護実践の質向上に貢献できる能力を有する。

カリキュラム・ポリシー

研究能力

  • 共通科目に「看護研究方法論」等の基盤研究科目を配置し、研究のプロセスを理解し研究を推進するための基盤となる能力を身につけ、研究計画の立案遂行・論文作成に取組むために必要な研究能力を培う。
  • 専攻領域における高度な研究能力の修得に向けて、専門科目の発達看護学領域・広域看護学領域・発展看護学領域の各領域に特論、演習科目を配置する。特論・演習の一括履修により、専門分野の知見を掘り下げながら研究課題を見出すための研究能力を培う。
  • 修士論文の完成に必要な研究能力の修得に向けて、特別研究科目として「特別研究Ⅰ」「特別研究Ⅱ」を配置する。指導体制としては、専門的な視野から研究指導を行う主指導教員に加え、多角的な視点を得るために副指導教員を配置する。学位論文の審査においては、透明性と公正性を担保できる審査体制を編成する。

教育能力

  • 高度な看護教育能力の修得に向けて、共通科目に「看護教育方法論」等の看護実践科目及び看護関連科目を配置し、看護教育に関する知識と技能を養うとともに、実践的且つ幅広い視点から看護教育への視野を広げる。
  • 高度な看護教育能力の修得に向けて、専門科目における発達看護学領域・広域看護学領域・発展看護学領域に演習科目を配置する。各演習科目において、専門分野の学識を深めながら、その知見を活用し対象のレディネスに合わせた教育方法を探究し授業計画案を作成、実施、評価することで、看護の専門性に基づいた教育能力を修得する。

看護実践能力

  • 看護実践のための高度な能力を修得し、高い倫理観を養うために、共通科目に「看護倫理学」「多職種連携方法論」等の看護実践科目を配置する。看護関連科目により看護実践を支える専門的な知識を養い実践への視野を広げる。
  • 専門分野における実践課題を探究するための高度な看護実践能力の修得に向けて、専門科目の発達看護学領域・広域看護学領域・発展看護学領域の各領域に特論科目を配置する。また、フィールドワークを通じて看護実践を支える知識と技能を修得するため、各領域に演習科目を配置する。

アドミッション・ポリシー

研究能力

多様な研究への探究心をもって主体的に取り組み、表現できる人

教育能力

看護教育への関心を持ち、看護の専門性に基づいた知識・技能に向き合い教育に取り組む意欲のある人

看護実践能力

実践能力を高める意欲と科学的根拠に基づいた看護を思考し多様な人々と協働できる人

3つのポリシーと
養成する人材像
(2025年度以降入学生対象)

本研究科では、看護の現象を多角的な視点で捉え、高い倫理観とともに、高度な教育・研究能力や看護実践能力のもと、さまざまな課題を研究することにより看護学の発展と看護の質向上に貢献できる看護専門職を育成します。

ディプロマ・ポリシー

研究能力

看護研究の理論的基盤と方法論を身につけるとともに、看護の現象を多角的な視点で捉え、様々な課題解決や看護実践のための研究を行うことで看護学の発展に貢献できる能力を有する。
保健師養成コースは、上記の能力に以下を加える。
大学院レベルの研究力を基盤とする「科学的根拠に基づく健康課題の分析能力」を有する。

教育能力

科学的かつ体系的な幅広い視点から看護教育を捉え、看護を学ぶ対象への指導力を高め看護教育の質の向上に貢献できる能力を有する。
保健師養成コースは、上記の能力に以下を加える。
大学院レベルの研究力を基盤とする「地域資源を活用した健康政策の立案能力」を有する。

看護実践能力

専門分野の課題に対し、高度な専門的知識と科学的根拠に基づき、高い倫理観とともに多職種との連携や協働を通じて課題解決にかかわり看護実践の質向上に貢献できる能力を有する。

カリキュラム・ポリシー

研究能力

  • 共通科目に「看護研究方法論」等の基盤研究科目を配置し、研究のプロセスを理解し研究を推進するための基盤となる能力を身につけ、研究計画の立案遂行・論文作成に取組むために必要な研究能力を培う。
  • 専攻領域における高度な研究能力の修得に向けて、専門科目の発達看護学領域・広域看護学領域・発展看護学領域の各領域に特論、演習科目を配置する。特論・演習の一括履修により、専門分野の知見を掘り下げながら研究課題を見出すための研究能力を培う。
  • 修士論文の完成に必要な研究能力の修得に向け研究科目として研究コースには「特別研究Ⅰ」「特別研究Ⅱ」を、保健師養成コースには「課題研究Ⅰ」と「課題研究Ⅱ」を配置する。指導体制として、専門的な視野から研究指導を行う主指導教員に加え、多角的な視点を得るために副指導教員を配置する。学位論文の審査においては、透明性と公正性を担保できる審査体制を編成する。

教育能力

  • 高度な看護教育能力の修得に向けて、共通科目に「看護教育方法論」等の看護実践科目及び看護関連科目を配置し、看護教育に関する知識と技能を養うとともに、実践的且つ幅広い視点から看護教育への視野を広げる。
  • 高度な看護教育能力の修得に向けて、専門科目における発達看護学領域・広域看護学領域・発展看護学領域に演習科目を配置する。各演習科目において、専門分野の学識を深めながら、その知見を活用し対象のレディネスに合わせた教育方法を探究し授業計画案を作成、実施、評価することで、看護の専門性に基づいた教育能力を修得する。

看護実践能力

  • 看護実践のための高度な能力を修得し、高い倫理観を養うために、共通科目に「看護倫理学」「多職種連携方法論」等の看護実践科目を配置する。看護関連科目により看護実践を支える専門的な知識を養い実践への視野を広げる。
  • 専門分野における実践課題を探究するための高度な看護実践能力の修得に向けて、専門科目の発達看護学領域・広域看護学領域・発展看護学領域の各領域に特論科目を配置する。また、フィールドワークを通じて看護実践を支える知識と技能を修得するため、各領域に演習科目を配置する。

保健師養成コースは、上記の能力に以下を加える。

健康課題の分析能力

  • 大学院レベルの研究力を基盤とする「科学的根拠に基づく健康課題の分析能力」を強化する主たる科目として、演習「コミュニティ・ヘルス・アセスメント」と「個人と家族の継続看護支援実習」を1年次に配置する。乳児の家庭を継続訪問し、地区視診と専門職・住民への聞き取りを行う。疫学データなどの量的情報と収集した質的情報を統合させ、科学的根拠をもとに分析・解釈を行い、地域の健康課題を明確化する。これを補う科目として、看護病態生理学、疫学特論などを配置する。

健康政策の立案能力

  • 大学院レベルの研究力を基盤とする「地域資源を活用した健康政策の立案能力」を育成する主たる科目として、演習「地域包括ケア展開技術論」と「実践地域事業展開実習」を2年次に配置する。演習では健康問題をもつ人の地域生活継続と地域の一次予防の2つの包括ケア事業案を、実習では保健事業の評価結果と健康課題をもとに課題解決/予防に向けた新規事業案を企画し、管理職に説明して質疑に応答する。これを補う科目として、公衆衛生看護展開特論、公衆衛生看護管理特論などを配置する。

アドミッション・ポリシー

研究能力

多様な研究への探究心をもって主体的に取り組み、表現できる人

教育能力

看護教育への関心を持ち、看護の専門性に基づいた知識・技能に向き合い教育に取り組む意欲のある人

看護実践能力

実践能力を高める意欲と科学的根拠に基づいた看護を思考し多様な人々と協働できる人
保健師養成コースは、上記に以下を加える
地域の健康課題の解決に向けて保健師として取り組む意欲のある人

修士論文審査基準

  1. 研究の背景を系統的に示しているか。
  2. 研究の目的は明確か。
  3. 研究の意義を適切に明示しているか。
  4. 研究目的に合った方法を選択しているか。
  5. 研究質問、仮説は、目的に整合し適切か。
  6. 研究対象の選定とその数は適切か。
  7. 倫理的な配慮をしているか。
  8. 適切に分析を行っているか。
  9. 結果を倫理的に導いているか。
  10. 得られた結果を十分に考察しているか。
  11. 今後の研究の発展課題を述べているか。